こんにちは!拠点スタッフのはるのです。只今くるとでは…
アーティスト・プログラム in 神津島 / オル太
「漂白と遍歴」の準備をしていますー(^^)/!!

アーティスト集団であるオル太の6名を迎え、たくさんの方に来ていただけるよう、チラシを配ったり、お掃除したり、展示の準備をしておりますー♪

展示は2月13日(月)〜19日(日)まで。

週末の17日(金)18日(土)19日(日)には“パフォーマンス”も行われます。

昨年の春から度々島を訪れ、少しづつリサーチを重ねながら創作をしているオル太。9月には中間発表のオープンスタジオが行われ、その度に拠点スタッフ達も少しづつ関わってきました。

初めは何が何だか全くわからず
オル太?? アーティスト??
現代美術ってなにーーーーーーーーーーーー((((;゚Д゚))))????????????????????????

となっていたスタッフ達でしたが、

何を隠そう…

その独特で、真摯な取り組みを側で見ていく中で、今ではスタッフ全員がオル太ファンという事態に。。!!!

一年かけて築いてきたこのプログラムもいよいよ最終発表ということで
今回オル太の皆さんが再び訪れることを心待ちにしていました。

そして、会期に向けて準備を進めながら、実は誰より作品を楽しみにしているのも、スタッフ達だったりするのかもしれません。。。(́) `)

あんなに「??」だらけだったスタッフ達がなぜこんなにオル太の虜になって
しまったのでしょう??

オル太の作品は、決してわかりやすいものではありません。
美しい絵画や、リラックスできる音楽などでは全然ない。。。

作品に使っている物はいつも浜で見かける漂流物だし、
テーマも、歴史や神様となんだか難しい。。。

なのに

確かに何かがざわっとするのです

私たちにとって、ただの海岸のゴミが

小さな神様になって目の前に現れた

作品を見た後、見慣れた景色が全然違って見える不思議

オル太の皆さんの真面目なお人柄やその実直さが作品に根を生やし、静かに丁寧に芯を通していくように、物にいのちを宿らせていく。

そんな作業を延々コツコツとされていて、気づいたら空間が圧倒的な美術館に、劇場に変わっている

日常の中に突然現れた非日常
美術館の無い島に
立ち上がった異空間

そこに立ち会ってしまった私たちの心が
何かに反応して動く

圧倒的自然の美しさは毎日目にしている島民の私たちだけれど

壮大な景色の中に、アートが加わると
新たにストーリーが生まれることを知りました

オル太の作品を見て
自分の感じたことを、あれこれみんなで話す、そんな時間が

尊い科学反応のように、たくさん起こりました

そんな一つ一つの体験の積み重ねが
スタッフ一同をオル太ファンにさせました(^^)/

あと1日で再び何かが起こり始める。。!?
今も静かに、丁寧に、コツコツと準備は進められています

アートってなんだろう、なんか難しそう、そんなん見てなんか意味あるの??

そう思う方もぜひ展示会場であるちょうべえを覗にきていただけたら嬉しいです。

拠点スタッフ はるの

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▼開催概要

【日 程】令和5(2023)年 2月13日(月)〜2月19日(日)

【時 間】      

※14日・15日は島の風習、二十五日様のため15:00終了

【公演定員】各日程15名 申込優先

【料 金】無料

※展示観覧は申し込み不要。時間内でしたらいつでもご覧いただけます。
※17日・18日・19日はパフォーマンス準備のため、
 開演30分前から展示を観ることはできません。
※開場は開演の10分前からとなります。
※パフォーマンス中、会場外に移動する可能性があります。
※当日の記録は、本事業の運営・広報に使用する場合がございます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて実施します。

【会 場】ちょうべえ(神津島村818) ※駐車場はございません。

▼お申し込み・問合せ 
シマクラス神津島  HAPPY TURN/神津島 事務局

[メール]info@shimaclass.tokyo
パフォーマンスの観覧をお申し込みの方は件名を「漂白と遍歴申し込み」とし、希望日、お名前、人数をお知らせください。

[拠点くるとに来場](神津島村998)木・金・土 10:00〜16:00

※「くると」開室日は公式SNSをご覧ください。 Instagram
※ 個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。

▼アーティストプロフィール 「オル太」

撮影:飯川雄大

2009年に結成した6名のアーティスト集団。メンバーは、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi。2011年に岡本太郎賞受賞。創造行為、ひいては人間の根源的な欲求や感覚について、自らの身体をパフォーマンスという形で投じ、問いかけている。 近年の展覧会や公演 に『ニッポン・イデオロギー(仮)』(YPAMディレクション、KAAT神奈川芸術劇場、2022)『耕す家:不確かな生成』(アーカスプロジェクト、2022)「青森 EARTH2019:いのち耕す場所ー農業がひらくアートの未来」(青森県立美術館、2019)釡山ビエンナーレ 2016(F1963、2016)など。 2022年度にJang-Chiがセゾン文化財団セゾン・フェローIに採択される。

ウェブサイト:https://olta.jp/

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、
   一般社団法人シマクラス神津島

企画協力:青木彬(キュレーター)

※ 本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。
※ プログラム内容は変更になる場合がございます。