こんにちは。拠点スタッフまなみです。

先日行われたアーティストプログラムin神津島 山本愛子「nature color picnic」のレポート後編です。 前編はこちら

今回は2日目の様子をご紹介します。

【11月20日(日) 10時-12時】

2日目午前の部は前日に参加してくれた5人の高校生に加え、高校生2名と中学生1名が参加してくれました。

2日目の内容はこちら↓

まずはみんなどの布を染めるかを決め、前日にカットした植物を洗濯ネットに入れ鍋で温めて染料液を作ります。今回は6種類の染料液を作りました。染料液に使っている水も神津島の多幸湾の湧水を汲んできて使用しています。

染料液を煮ている間に絞りにチャレンジ。みんな黙々と集中してやっている姿がとても印象的でした。この絞りの作業をすることで布に柄を作り出すことができます。

絞り終えたら染料液の色がでてきたのを確認しいよいよ布を染料液に投入。そこから約20分煮ます。

クサギの実で作った染料液

染料が染み込んだら、一度水ですすぎ次は媒染液に約15分漬け込みます。海水は山本愛子さんも初めての試みでどんな仕上がりになるのかわくわく。媒染液によって仕上がりが全く違うのも草木染めの面白さの一つです。

媒染が終わったら再度水ですすぎ絞りを取って完成!

今回も前回とはまた違ったとても素敵な色が出ました。草木染め初体験とは思えないほどみんな上手です。

参加してくれた中高生の皆さんありがとうございました。

【11月20日(日)14時-16時半】

2日目午後の「草木染めを楽しむ会」はフリー参加スタイル。

初参加の方や去年も参加してくれた方、去年行きたかったけど予定が合わず念願の参加という方まで様々な方にご参加いただきました。

去年参加してくださった方は説明せずともテキパキと作業を進めていました。すごい!

そして「島の色を探す会」に参加してくれた高校生3名がボランティアで午後の部もスタッフとして手伝ってくれました。自分たちが学んだ知識を早速他の参加者の方達に説明をしている姿はとても頼もしくかっこよかったです。また、参加者同士で教え合っている姿も印象的でとても素敵な空間でした。

午前中にある程度どの染料でどの媒染液に入れると何色になるかを発見できたので、サンプルを見ながら皆さんどんな色にするのか悩みながら進めていました。

大人も子供もみんな真剣に集中して取り組み、保育園児も一生懸命説明を聞いて染色を楽しんでいるようでした。

あっという間の二日間でしたが沢山の方に参加していただいたおかげで様々なcolorが生まれ温かくて楽しくてとてもいいプログラムになりました。

改めてご参加いただいた皆様、ご協力いただいた地域の方々、そして今回のプログラムのために神津島に来てくれた山本愛子さん。本当にありがとうございました。

イベント以外の日もくるとではいつも楽しいことや面白いことが行われているのでぜひ遊びに来てくださいね。

お待ちしております。