こんにちは 事務局飯島です。今回は、12月に行われたアーティスト・プログラム in 神津島/テニスコーツ『つくって、うたって、あるいて、おどって、大漁だ‼︎ くると冬まつり 2022』 のレポートを全4回にわたってお伝えします。今回拠点スタッフの4名にそれぞれの視点でレポートを書いていだたきました。

第1弾は、金曜日スタッフのみきさんです。みきさんは、2022年の夏から拠点スタッフとして来ていただいており、スタッフ歴は一番短いものの、島民歴は一番長く、いろいろな視点を持っていらっしゃいます。そんな、みきさんが見た「くると冬まつり」の様子をぜひ最後までお読みください。(事務局 飯島)


くると冬まつり拠点スタッフレポート その1 みきさん編

くるとの冬まつり。 音楽と笑いと愛に溢れた2日間だったと、今なお振り返るたびに、あたたかい気持ちになります。

1日目 朝さんぽからスタート。 テニスコーツのおふたりと一緒に、楽器を鳴らしたり踊ったりしながら村中や浜をお散歩しました。 いつもの風景が賑やかに彩られて、とても新鮮で光に包まれていて。 即興で楽器を鳴らしたり、音に合わせて体を動かすのって本当に楽しい!

くるとに戻ってからは、翌日のおまつりに向けてみんなで盆踊りの練習や、だるまとお神輿の飾り付け、身に付けるたすき作り、小物作りなど、時間目一杯まで準備に勤しみました。

2日目 たかしさんのギターが鳴りはじめ、さやさんがリズミカルに床を叩きはじめると、みんなも合わせてそれぞれ好きな楽器や周りにあるものでリズムを刻みはじめました。子どもも大人もとても自由に。なんて幸せな光景なんだろう。と感じました。

カラフルだるまに目入れして、手作りのお神輿に納めてみんなでワーッショイ! 島のお祭りは今年も中止だったので、何年ぶりのわっしょいだろう。感無量でした。 個人的に楽しみだった盆踊りは、大漁節を三線の生演奏とさやさんの歌声でのスペシャルバージョン! その後のお楽しみ会も、三線プチコンサート、こどもおどり、神津クイズ、まねっこヨガ、宝探し大会と盛りだくさんで大盛り上がりでした。

そして最後は、1番楽しみにしてたテニスコーツのライブ。 もう最初から心震えっぱなしでした。 あのおふたりの空気感、ゆるやかだけれど、心をしっかり掴んで持っていかれる感じ……… ……!!渦!! しっかり巻かれていました💫
こどもも、ライブがはじまる前は、飽きたら外で遊んでもいい?って言ってたけれど、始終ノリノリで、たかしさんにサクラみたいと言われるくらい楽しんでいました。

テニスコーツのおふたりを招いて音楽を中心としたプログラムをするという企画から生まれたくるとの冬まつり。 ゼロからカタチにするまでにミーティングを重ね、アイデアを出し合ってそれぞれができること、やりたいことを全力でやる。 今回の準備中、スタッフで集まって作業をしている時に、ひとつの目的に一人一人が発しているエネルギーが、渦になって向かっていくのをはっきり感じました。 それはすごく純粋で美しくて…これを愛というのでは?とひとり感動していました。 その渦にたくさんの人を巻き込みたいな。と思ったし、その中に自分が居れることが幸せだな〜とも思いました。

スタッフのみんなもへとへとになるくらいがんばったし、その家族や子どもたち、まつり準備を手伝ってくれた方々、一緒に楽しんでくれた皆さん、そしてテニスコーツのおふたり。 ひとりひとりのおかげで、大きな大きな渦が生まれたのだと思います。 私はこれからもその中にいたいし、生み出したい、と思いました。

拠点スタッフ みき