こんにちは。事務局の中村です。
HAPPY TURN/神津島では、6月25日に拠点「くると」を再オープンしましたが、それまでは新型コロナウィルスの影響により、拠点をオープン出来ず、密になるイベントの開催が見送られるなど、以前のような動き方ができなくなっていました。
なので、「今だからできること」を考えて、何ができるかを模索することにしました。
そして、話し合い、出てきたアイデアはビデオレター。
ただ単に、ビデオレターを募集して、島内で放映するのではなく、島にゆかりのある方々とオンラインで会話をしながら、場をほぐし、場を温め、会話の中から色々なメッセージのヒントを探りながら作り上げ、島の中へ向けて届ける、そんなビデオレター。
以前、島に住んでいた人、転勤や進学で島を離れた人などへ、
メールやSNSを通じての連絡、そしてオンライン撮影。
そうすることで接触すること無くビデオレターを作ることができ、集わずに、HAPPY TURNに繋げられる。
これだ!と、事務局での意見が一致し、5月、6月と制作を進めていきました。
(オープニングの撮影 中村が好きな場所にて)
善は急げということで、オープニングの撮影を早速始めたやーい!チーム。
次に、ビデオレターに協力していただく方を探しアポイントメント。
連絡をとり、断られることもありましたが、4組の方々がビデオレターに協力してくれることになりました。
そして、事前に撮影準備のためのアンケートを実施、オンライン撮影の日程決めをして、いざ撮影。
(オンライン撮影を行っている様子)
1組、約1時間。
「はじめまして。」や、「お久しぶりです。」から会話は始まり、ビデオレターの趣旨の説明や雑談、たわいもない会話を交えつつ、撮影をするメッセージの文脈作りをし、最後にビデオレターのオンライン撮影。
メッセージ部分は、2,3回撮り直しをすることもありました。こうして、ビデオレターの素を頂くことができました。
その後の、ビデオレターの編集については、神津島在住で、映像編集の業務経験を積んできた小梨さんが大活躍!
(小梨さん。映像編集の技術をもつ)
オープニングの撮影や、ナレーション、映像編集、テロップの作成などの技術を駆使し、まるでテレビ番組!?と思ってしまう程の、クオリティーの高い映像となりました。
主題歌については、著作権の絡みもあり、なかなかしっくりくる音楽を見つけることができなかったので、もう作ってしまえば良いのでは?という展開に。
1月に拠点「くると」で開催した「新春!くると音楽会」に来て頂いた、チルドレンミュージックバンド「COINN」のみなさんに相談、依頼したところ快く制作を引き受けて頂き、「とどけやーい!」というオリジナル曲が完成しました!
(1月に行われた「新春!くると音楽会」の様子)
主題歌制作中に、神津島の子供達のあいのてがあったら良いねという話しになり、拠点「くると」によく来ている子供達に協力を得て、あいのての収録を行いました。島の子供達を巻き込んでのビデオレター制作になり、より「やーい!」に親しみが生まれました。
そんな、
様々な方々の協力を得て完成した「やーい!~島をつなぐビデオレター~」
7月2日より拠点「くると」で公開中です。
CM動画も小梨さんが作りました。
ただ、本編は、拠点「くると」での限定公開となりますので、本編を見たくなってしまったら、神津島を訪ねる必要が生じますのでご注意ください。
鑑賞可能時間は毎週木・金・土曜日の10:00~16:00
元商店のスペースを活用した、大型のスクリーンで見ることができます。
本編をご覧になりたい方は是非、神津島、拠点「くると」までお越しくださいね。
また、中々見に来ることができないという方向けに、ビデオレターを島内限定でお届けすることも行っております!電源ひとつ貸していただければモニターと再生機器を持ってどこへでもお届けしますので、お届けを希望する場合はご相談ください。
このビデオレターを通じて、島外への関心を少し掘り起こし、
そういえば、あの人いま何しているのかな~?とか、
あっ、この人、今はそんなことをしているのか~!とか、
ビデオレターに出ていない人を思い出したり、
ビデオレターを見た人の間に、それを話題とする会話が生まれたり
そのうち、ビデオレターを島に送るのが神津島の文化になったりとかを少し妄想しつつ、、、
もっともっと、神津島と島外の人との繋がりを強くし、深めて、HAPPY TURNを育てていきたいです。
是非、見に来て下さいね。
ちなみに、「やーい!」とは、人を呼ぶときのかけ声で、「おーい!」のようなニュアンスです。親しい知人のお宅を訪ねたときに、「こんにちは」と言う場面で「やーい!」と使用したりする、神津島でよく使われる言葉です。
事務局
中村圭
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